パナソニックホームズで契約した方は、全館空調であるエアロハスの搭載についても気になる方も多いと思います。
エアロハスは設置した方が良いの?
設置しなかったらどうなるの?
エアロハス設置しなかった人は理由があるの?
このように疑問を持っている方もいると思います。
そして我が家では全館空調(エアロハス)を採用しませんでした。
- エアロハスを搭載しなかったのには3つの理由があります
そこで今回は我が家でエアロハスを搭載しなかった3つの理由について詳しく紹介しようと思います。
また、併せてエアロハスを設置せずに1年以上住んだ実情についても紹介します。
エアロハスの採用について検討されている方は参考になると思いますので、是非最後までごらんください。
・我が家にエアロハスを導入しなかった理由
・エアロハスを導入しなかったどうなった?
エアロハスの採用について検討されている方は参考になると思いますので、是非最後までごらんください。
目次
全館空調(エアロハス)とは?
エアロハスとはパナソニックホームズ特有の全館空調システムのことです。
ちなみに公式HPでは以下の通りとなっています。
『エアロハス』は、パナソニックの「専用エアコン+換気システム」による換気・空調システムで、家中を快適な温度に保ちながら、自然の力(地熱)の活用と各室を温度センサーで制御することにより、快適性と省エネを実現し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)※2の対応も容易にします。
https://homes.panasonic.com/company/news/release/2017/0804.html パナソニックホームズHP参照
全館空調の契約から撤退した理由3つ
それでは、なぜ我が家ではパナソニックホームズで全館空調システムを導入しなかったのかを紹介します。
全館空調の導入費用がかかる
エアロハスの値段はおよそ250万円ほどです。
さらに、エアロハスを導入するためには「カサート」という家のランクをあげる必要もあります。
「エアロハスの導入」「家のランクを上げる費用」という面を考えると、大幅に費用が上がる可能性がありました。
少しでも建築費用を削ることを考えていたため、家族とも相談し全館空調は必要ないと判断しました。
冷暖房が常についているため乾燥する
エアロハスは1台のエアコンで家の中全体の温度調節を行っています。
言い換えると、
1年中ほとんど冷暖房がつきっぱなしの環境となるわけです。
つまり乾燥しやすい環境です。
更にパナソニックホームズのクロス(壁紙)では、珪藻土が入った調湿建材(石膏ボード)がクロスが標準です。
クロスに含まれている珪藻土は水分を吸着させる作用があるため、部屋の中の湿度を低下させる効果があります。
このクロスの影響もあるため、より乾燥しやすい環境となるわけです。
特に筆者はアトピー体質で乾燥肌なので、エアロハスの導入は躊躇いました。
エアコンが壊れた際の冷暖房が効かなくなる
エアロハスは1台のエアコンで温度調節を行っているため、仮にエアコンが壊れた場合には温度調節ができなくなります。
全館空調の場合、それぞれの部屋にエアコンを設置していないことが多いようです
つまりエアロハスが故障してしまった場合は、「温度調節が行えなくなる」といったリスクも存在します。
特に冬場や夏場はエアコンが故障してしまうと、大変なことになるので対策は行っておく必要はありそうです。
担当者からこのような故障のリスクの話を聞き、当時はかなりリスクに感じたためエアロハスを設置しないという理由の1つになりました。
全館空調を取り付けなかったら?
全館空調を取り付けなかった我が家の実情について紹介しようと思います。
冬場は寒い
冬場はとても寒かったです。
我が家でも部屋ごとにエアコンを設置していますが、部屋から出ると極寒で身が縮まる思いもしました。
また、冷暖房をつけていない隣の部屋から寒気が入ってくるため、部屋が暖まりにくいといったデメリットもあります。
比べて全館空調のお家では、すべての部屋の温度が一定に保たれているため「他の部屋に行くと寒い」といったことがありません。
冬場でも快適に過ごすことができます。
また、パナソニックホームズでの冬場の実情については以下の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
電気代はやや安くなる
全館空調を取り入れていない分、電気代はやや安くなる印象です。
ちなみに以下の画像は我が家での電気代の請求金額の内訳になります。
他サイトさんのブログをみてみると、ややエアロハスを搭載していない我が家の方が電気代が安くなっている印象です。
特に冷暖房を使用する頻度が落ちる春や秋については、エアロハス搭載の住宅の比べて電気代が安くなります。
しかし、エアロハス搭載されている家庭と比較しても極端に金額が変わっているわけではありません。
エアロハスを設置した家と設置していない家の電気代の比較は、「【検証】エアロハスを採用すると電気代は高くなる?」で詳しく紹介しています。
結局冬は乾燥する
エアロハスを設置したら乾燥すると思っていましたが、正直エアロハスを設置しなくても乾燥はします。
どのみち夏と冬は小さい子供もいるため、1日中エアコンを稼働していることが多いです。
つまり、
実際は全館空調を稼働させていることと同じ状況となっています。
そのため、乾燥を危惧してエアロハスの設置を躊躇いましたが、乾燥は避けられないという結果になりました。
しかも、結局高い加湿器まで購入しました。
筆者のように後悔しないためには?
エアロハスを取り入れずに後悔する結果となってしまったのは、事前にパナソニックホームズの情報を十分に収集をできなかったことが原因です。
そして筆者が十分な情報を収集できなかったのは、情報収集の方法を知らなかったためです。
ぶっちゃけ「鉄骨住宅の寒さ」や「エアロハスの快適さ」についてもっと情報が集まっていれば、エアロハスを採用して冬場も快適に過ごしていたかもしれません。
この筆者のように後悔しないために、これからパナソニックホームズの家づくりを目指している方に向けて、以下のような有益な情報を発信しています。
・情報収集で活用すべきツール
・パナの家づくりの手順
リンクを掲載しておきますので、パナソニックホームズで後悔のない家づくりを進めたい方はぜひご参照ください。
知らなきゃ損する?パナの家づくりを楽にする情報収集ツール4選まとめ
パナソニックホームズで家を建てる前にやっておきたい6ステップ
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はエアロハスを導入しなかった理由について紹介しました。
エアロハスを搭載しなかった理由をまとめると以下の通りになります。
- エアロハス導入費用が気になった
- 常にエアコンが稼働しているため乾燥が気になった
- エアロハスが壊れた際の対応が気になった
エアロハスは導入しませんでしたが、冬を2回越してみてエアロハス導入しておけば良かったなと思うこともあります。
正直費用に余裕があれば、全館空調を導入していました。
個人的にはエアロハスを設置できる余裕のある方はエアロハスを設置することをおすすめします。
最後までごらんいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺りで失礼致します。