パナソニックホームズで家を建築する場合、標準のクロスはEBクロス(透湿クロス)となっています。
「EBクロス、透湿クロスってどういうもの」そう思われる方もおられると思います。
そこで今回は筆者が採用したクロス、EBクロス(透湿クロス)についての感想を紹介していこうと思います。
特にパナソニックホームズで建築を考えられている方は参考になると思いますので、是非ご参照ください。
EBクロス(透湿クロス)のメリット、デメリットについても紹介していきます。
目次
我が家のクロス紹介
実際に我が家に採用したクロスについて紹介します。
商品はEBクロスの中の「透湿クロスSTⅡ」です。
この「透湿クロスSTⅡ」は、珪藻土が入った調湿建材(石膏ボード)が使われています。
珪藻土が組み込まれている透湿クロスには小さな穴が開いています。
この小さな穴で、珪藻土が入った石膏ボードが吸排湿を効率よく行います。
ちなみに色は白色のクロスを選択しました。
白を基調としているのには理由があり、膨張色で部屋を広く見せたいという思いがあって白色を採用しました。
基本的にはリビングはすべて同じクロスを採用しています。
珪藻土とは
ちなみに珪藻土とは珪藻とい植物プランクトンの死んだ殻が沈殿して化石になった土のことです。
この珪藻土には様々な特徴があります。
- 調湿性に優れる
- 防臭力がある
- 耐火性がある
この珪藻土が組み込まれた透湿クロスが、パナソニックホームズの標準のクロスになります。
なぜEBクロス(透湿クロス)を採用したか?
この珪藻土が組み込まれたEBクロスの中の透湿クロスは、パナソニックホームズの標準のクロスとなっています。
そのため特に迷う必要はなく、このEBクロスを採用しました。
EBクロス(透湿クロス)のデメリット
EBクロス(透湿クロス) を使用して感じた、デメリットについて紹介しています。
ありのままの感想を書いています。
EBクロス(透湿クロス) の採用を考えられている方は必ず考慮しなければならない点だと思います。
是非ご参照ください。
部屋が乾燥する
珪藻土と言えば湿気を吸収してくれるといった特徴があります。
しかしその湿気を吸収し過ぎてしまうことで、逆に部屋が乾燥してしまうといったことがあります。
特に冬場は、暖房をつけると湿度は40%を切ります。
アトピー持ちの筆者にとって感想はなかなか厳しい環境になります。
そのため引っ越してすぐに25帖用の強力な加湿器を導入しました。
加湿器を導入すればなんとか湿度も保てて過ごしやすい環境を保てています。
やや脆いところも
こちらは階段部分のクロスの画像になります。
このようにつなぎ目部分に空白のような箇所が確認できます。
2月に住み始めて、現在12月なのでたった10ヶ月このように空白ができるのはやや今後に心配なところはあります。
EBクロス(透湿クロス)のメリット
それではEBクロスのメリットについて紹介していこうと思います。
悪いところだけではもちろんありません。
是非ご覧ください。
匂いが消えるのが早い
我が家はアイランドキッチンを採用しています。
アイランドキッチンのデメリットとしては匂いが広がりやすいといったデメリットが存在します。
どうしても調理中に匂いが広がるのですが、その匂いが消失するのが非常に早い印象です。
以前の住居から比較すると、だいぶ匂いの消失が早くなったと感じます。
梅雨時にジメジメしない
湿度を吸収力には正直びっくりしました。
梅雨時期のジメジメ感が以前の家と比較して明らかになくなっています。
おかげさまでこの梅雨時期は比較的快適に過ごすことができました。
室内干しが早く乾く
これは圧倒的に変化が分かりました。
室内干しをした際の、洗濯物の乾くスピードが明らかに早くなりました。
基本は室内干し場に干すのですが、干し切れなかった洗濯物はリビングに干しています。
リビングに干した際でも、以前の住居と比較して明らかに洗濯物が乾くスピードが早くなっているのを実感します。
EBクロス(透湿クロス)って良いの?
現時点では筆者は パナソニックホームズのEBクロス(透湿クロス)を採用したことは良かったと思っています。
理由は消臭性と部屋干しの際の乾くスピードに大きくメリットを感じているためです。
洗濯物が早く乾くだけでも、家事には大きなプラスです。
また、匂いがなくなることが早いのも非常に嬉しい効果です。
デメリットについてお話すると、湿度に関しては加湿器で十分対応可能になります。
これらのメリット、デメリットの事を考慮すると EBクロス(透湿クロス) を採用して良かったと現時点では思っています。
しかし、クロスのつなぎ目の脆さについては今後相談していく必要があると考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はEBクロス(透湿クロス)のメリット、デメリットについて紹介してきました。
メリット、デメリットはいくつかありますので、これから十分考慮してクロスを採用するか考えましょう。
そして自分たちの生活にあったクロスを採用しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは今日はこの辺りで失礼致します。